偽情報・排外主義・陰謀論・モラルハザードなど、迷走している現代社会。私たちはこの混沌とした社会をどのようにして生きていくべきなのか。そして、視界不良の民主主義、私たちはどこへ行きたいのか。民主主義の現在地と、これからの社会の在り方を議論したいと思います。

スピーカー

米重 克洋

1988年生まれ。2008年に報道ベンチャーのJX通信社を創業。世論調査の技術開発や選挙予測・分析、AIを活用した事件・災害速報サービス「FASTALERT」、600万DL超のニュース速報アプリ「NewsDigest」など、データで社会を可視化する事業を手がける。著書に「シン・情報戦略」(KADOKAWA)

田中 辰雄

情報通信産業の計量分析を専門とする。最近ではネット上の分断や世論形成についての調査研究が多い。最近著は「ネット分断への処方箋」(勁草書房、2022)で、ネット上で誹謗・中傷が蔓延する原因はインターネットの初期設計のミスであり、解決可能とし、その処方箋を書いた

山田 太郎

参議院議員・地方創生デジタル特別委員会委員長

表現の自由やデジタル政策、産業振興、こども政策など幅広い分野に取り組む。こども家庭庁の創設提唱者の一人。花粉症対策の推進にも尽力。政治の透明性を重視し、SNSを活用した情報発信を行っている。2019年の参議院選挙ではSNSを活用し、54万票(党内2位)で当選。

松下 玲子

1970年生まれ。実践女子大学文学部卒業後、サッポロビール入社。2004年早稲田大学大学院経済学研究科修了。松下政経塾を経て、2005年・2009年都議会議員選挙に当選。2017年武蔵野市長選に立候補して当選、2021年に再選。2023年11月末退任。2024年より衆議院議員。家族は夫と子ども。

佐藤 凜

2007年生まれの高校2年生。韓国と台湾に在住経験があり、日本の教育に違和感を抱き、高校1年生でアメリカへ1年間留学。その経験を通じ、日本の若者の政治意識、教員の労働環境、多文化共生の課題に関心を持つ。現在、日本若者協議会と学生団体SCEの一員として、政策提言や教員の労働環境改善を目指す活動に取り組んでいる。