家庭や学校といった生活の中での民主主義について話し合い、「民主主義」が私たちの生活にどのくらい身近なものとして根付いているのかを考えます。

家庭内民主主義:日本とヨーロッパを比較し、家庭での対話のあり方を考察します。

学校内民主主義:生徒会活動の現状や、他国の事例を参考にした改善点を考えます。

スピーカー

小澤 いぶき

児童精神科医・精神科専門医・精神保健指定医

臨床研修医・精神科臨床医としての経験後、東京医師アカデミーにて児童精神科の研修を積み、東京都立小児総合医療センター、児童相談所、精神保健福祉センター等にて子どもの心のケアに携わる。その後、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を経て、社会に市民性を醸成することを目的に認定NPO法人PIECESを創業。Fish Family Foundation JWLIフェロー。2017年、ザルツブルグカンファレンスにて、子どものウェルビーイングのためのザルツブルグステイトメント作成に参画。日本及び中東での子どものmentalhealth and wellbeingのプロジェクト、およびコレクティブトラウマやトラウマに関わる。2022年7月よりこども家庭庁設立準備室(現・こども家庭庁)アドバイザーを兼務。

足立 あゆみ

早稲田大学政治経済学部政治学科4年。一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN共同代表。立候補年齢の引き下げやYOUTH THINK TANKでの U30政治意識調査、各地選挙管理委員会と協働で若者の選挙啓発などに取り組む。大学では選挙とメディアの実証分析を学び、2023年デンマークに留学。

細田 眞由美

前さいたま市教育長 兵庫教育大学客員教授 

埼玉県立高等学校英語教諭、教育委員会勤務、高等学校校長を経、2017年より2期6年間さいたま市教育長を務める。文部科学省や経済産業省の審議会委員、日本ユネスコ国内委員などを歴任。5回連続、英語力日本一となったさいたま市での取組みを書いた『世界基準の英語力』(時事通信)を手に取っていただいた全国の首長などの要請で、現在、複数の自治体で教育アドバイザーなどを務める。

石井淳平

19歳の大学1年生。

中学で不登校を経験し、N高へ進学。入学後はN/S高政治部で、政治家との議論や政策提言を行う。1年生の12月に縁のない政治の世界に衆院議員事務所のインターンとして飛び込む。2年次にはN/S高の初代生徒会長に就任。約2万人の代表として組織基盤の確立を担う。

大学では政治学を専攻。

西野偉彦

第一生命経済研究所 ライフデザイン研究部 主任研究員

1984年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。松下政経塾出身。同塾職員(研修主任等)を経て、2024年(株)第一生命経済研究所入社。専門分野は主権者教育・若者参画。2016年より神奈川県教育委員会「小・中学校における政治的教養を育む教育」座長。(一社)生徒会活動支援協会副理事長も務める。