
被選挙権年齢の18歳への引き下げの議論が進む一方、公職選挙法では未成年の選挙運動が禁止されており、若者の政治参加が妨げられています。そこで、当事者や有識者を交えて、未成年の選挙運動禁止の是非を議論したいと思います。
スピーカー

大空 幸星
1998年生まれ。慶應義塾大学卒業。
「信頼できる人に確実にアクセスできる社会の実現」と「望まない孤独の根絶」を目的に大学在学中に、「あなたのいばしょ」を設立。24時間365日、年齢や性別を問わず、だれでも無料・匿名で利用できる国内最大規模のチャット相談窓口を運営。
令和6年10月第50回衆議院総選挙にて最年少で初当選。
吉良 よし子
1982年高知県出身。日本共産党参議院議員(2期)、文教科学委員会
党子どもの権利委員会責任者、政策委員会副委員長
「痛みによりそい、声をとどける」を信念に、「ブラック企業」の企業名公表、就活セクハラの相談窓口設置を実現。校則、学費無償化、コロナ後遺症などを取り上げる。国会質問が東京、全国の学校給食無償化の扉開く。


宮田 香乃
2006年生まれ、愛知県出身。LGBTQ+、教育等のトピックに関心を持ち、『NO YOUTH NO JAPAN』が進める『立候補年齢を引き下げるためのプロジェクト』で活動中。『18歳未満にも選挙で応援する自由を』訴訟 提訴予定。今年4月に立命館アジア太平洋大学入学予定。
竹島一心
現役高校生でありながらHIPHOPで社会を変えるために立ち上がり、地元である尼崎市のユースカウンシル事業UP TO YOU!での活動をはじめ、 HIPHOPを通じ様々な社会活動を行う尼崎のイカれ狂ってる風紀部長ことISSHIN。
地元尼崎駅前キューズモールにて、兵庫県知事選に伴い、音楽の力で若者選挙投票を呼びかける「尼崎デモクラシー」というイベントを実施。

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太田 こもも
1991年生まれ。2019年に裁判官に任官し、仙台地方裁判所及び横浜地方裁判所小田原支部で民事、刑事、少年事件を担当。2024年3月に裁判官を退官し、同年4月に弁護士登録(大江・田中・大宅法律事務所)。2025年2月に未成年者選挙運動禁止規定違憲訴訟を提起し、弁護団の一員として活動中。
室橋 祐貴
日本若者協議会代表理事
慶應義塾大学経済学部卒、同大政策・メディア研究科中退。大学在学中からITスタートアップ立ち上げ、BUSINESS INSIDERJAPANで記者、大学院で研究等に従事。専門・関心領域は政策決定過程、民主主義、デジタルガバメント、社会保障、若者の政治参画など。文部科学省「高等教育の修学支援新制度在り方検討会議」委員。著書に『子ども若者抑圧社会・日本 社会を変える民主主義とは何か』(光文社新書)など。
