
政治への社会からの眼差しを象徴するかのように、「音楽に政治を持ち込むな」と、政治をタブー視する“文化”は音楽業界にも及んでいます。そこで、フラットな立場で、音楽や芸能に関わる人に政治や社会課題について語ってもらう場を作ることで、少しでも政治へのタブー感を和らげていきたいと思います。
スピーカー

松尾 潔(Kiyoshi Matsuo)
1968年、福岡市生まれ。音楽プロデューサー・作家。早稲田大学在学中にライター活動を始め、SPEED、MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。その後平井堅、CHEMISTRY、東方神起、SMAP、JUJU 等に提供した楽曲の累計セールスは 3000 万枚超。EXILE「Ti Amo」(作詞・作曲)で日本レコード大賞、天童よしみ「帰郷」で日本作詩大賞を受賞。著書に小説『永遠の仮眠』(新潮社)、社会時評集『おれの歌を止めるな』(講談社)など。
SIRUP
ラップと歌を自由に行き来するボーカルスタイルと、自身のルーツであるネオソウルやR&BにゴスペルとHIPHOPを融合した、ジャンルにとらわれず洗練されたサウンドで、誰もがFEEL GOODとなれる音楽を発信している。
2021年には2nd フルアルバム「cure」をリリースし、同年FUJI ROCK FESTIVALʼ21」に、国内のR&Bアーティストでは異例となる初出演でメインステージ GREENSTAGEに立ち、圧巻のパフォーマンスを魅せた。
これまでにイギリス・韓国・オーストラリア・台湾などのアーティストとのコラボ曲をリリースしている他、アイリッシュ・ウイスキー「JAMESON」、オーディオブランド「BOSE」、自動車メーカー「MINI」とのタイアップ、2022年には自身初となる日本武道館公演を開催するなど、日本を代表するR&Bシンガーとして音楽のみならず様々な分野でその活躍を広げている。
https://youtu.be/mHrjM6oVez0?feature=shared


関根 光才
映画監督。広告制作からキャリアをスタートし、HONDA「Ayrton Senna 1989」がカンヌ国際広告祭グランプリを受賞した後、劇映画やドキュメンタリー、社会活動に従事。主な映画に『生きてるだけで、愛。』『かくしごと』『太陽の塔』『燃えるドレスを紡いで』等。「VOICE PROJECT」共同発起人。