民主主義ユースフェスティバル2025では、社会課題の解決に向けて活動する若者などと対話する場として、若者団体や社会的な活動を行っている市民団体に、ブースを出展してもらいます。

「選挙小屋」と同様に、3月15日・16日、2日間とも11時〜17時頃まで、常設します。

「選挙小屋」とは、北欧で行われている取り組みで、選挙前に、駅前広場に各党の小屋が立ち、そこで各政党の政策について話を聞いたり、直接政治家に質問したりします。

参考:学校選挙、子ども・若者団体に年間約45億円の助成金を出すスウェーデン若者・市民社会庁の取り組み(室橋祐貴)

特に主権者教育の一環として、中学校や高校と連携しており、各中学校では宿題として各政党の違いをまとめたり(同じ質問をそれぞれの政党にぶつけるなど)、高校では同時期に開催される学校選挙(模擬投票)の前に選挙小屋を訪れ、投票先を選ぶヒントにします。

一方、日本では各政党から直接話を聞く機会は限られており、政治家と直接話したことがある人は珍しいぐらいです(2022年9月に訪れたスウェーデンでは中学校のクラスの全員が政治家と話したことがあると言っていました)。

そこで、日本で初めて選挙小屋を設置した「民主主義ユースフェスティバル2023」、そして前回に続き、今回も選挙小屋を設置します(参加要件は国会もしくは都議会に議席を持っている国政政党・地域政党です)。

ブース参加団体

日本若者協議会

若者の声を政治に反映させるために政策提言などを行っている若者団体。民主主義ユースフェスティバルの主催団体です。個人会員・団体会員募集中です!

民主主義博物館

小さい子どもから大人まで、みんなが楽しく「民主主義」や「政治」、「社会への参加の方法」などを学べる、常設の「民主主義博物館」を2025年3月末頃に東京都内に設置予定です。

「民主主義とは何か?」「子どもの権利とは?」「人権とは?」など、基礎的な内容をわかりやすく説明した単語カードや、社会運動の歴史を学べるドキュメンタリーなど、様々なコンテンツを準備中です。他団体への場所の貸し出しを含め、様々なワークショップも行いながら、より実践的に学び、対話をすることができる場所にしたいと思っています。

立候補年齢引き下げプロジェクト

若い世代の声が届く社会に向けて、私たちは立候補年齢の引き下げを提案します。日本が直面する少子高齢社会、中高年男性が多くを占める政治の場に、より長い未来を生きる若い世代の声はなかなか届いていません。『立候補年齢引き下げプロジェクト』は、立候補年齢の是非を司法の場で問う「公共訴訟」と、国会議員にロビイング活動などをする「立候補年齢引き下げ隊」で活動しています。

FIFTYS PROJECT

政治分野のジェンダー不平等の解消を目指して、ジェンダー平等実現を目指して地方議会議員に立候補する20代・30代の女性(トランス女性を含む)やノンバイナリー、Xジェンダー等の方を増やし、横に繋ぎ、一緒に支援するムーブメントです!

プラン・ユースグループ

プラン・ユースグループは国際NGOプラン・インターナショナルとともに、国内のジェンダー平等と女性の権利向上を目標に15歳から24歳のユースで活動しています。
政策提言やイベント開催、SNSでの発信を通して国内のジェンダー課題を同世代のユースに伝え、共感を増やしていく啓発活動を行っています。

Fridays For Future Tokyo

Fridays For Future(未来のための金曜日)は、グレタ・トゥーンベリの学校ストライキがきっかけとなって、世界中に広がった気候危機を訴える若者のムーブメント。Fridays For Future Tokyoでは、金曜アクション、学校講演、議員との対話などを行う。

Change Our Next Decade(COND)

生物多様性の分野に関わる若者を増加させることを目指して、政策提言や普及啓発に取り組むユース団体です。

Rethink Fashion Waseda

2020年5月、早稲田大学の学生により設立された「サステナビリティxファッション」に目を向けた学生団体。「サステナブルファッションをライフスタイルに」をモットーに掲げ、Instagram、YouTube、Websiteなどのメディアやイベント等を通して様々なアイデアや情報を社会に発信しています。

JUNP 全国プラントベース大学ネットワーク

食の多様性・地球環境・動物倫理など様々な観点から、植物性原材料100%の新しい食の選択肢「プラントベースフード」に取り組むユースの全国規模ネットワーク。教育機関でのプラントベースフードの普及、食における社会・環境問題の啓発など、プラントベースを架け橋に全国の学校・個人が連携し活動を進める。

セーブ・ザ・チルドレン

セーブ・ザ・チルドレンは、世界中のすべての子どもが健やかに生き、育ち、暴力などから守られ、社会の活動に参加できるよう、「子どもの権利」が実現されることをめざして100年以上活動する子ども支援専門のNGO(非政府組織)です。子どもたちを取り巻く課題を解決するため、日本を含む世界約120ヶ国で支援活動を行っています。

教育系若者団体合同ブース【NPO法人School Liberty Network ・学生団体Students Changing Education】

教育系若者団体合同ブースでは、「当事者目線で学校をもっと自由にすることを目指して校則問題などに取り組むNPO法人School Liberty Network」と「学習者の声を教育政策に反映させることを目指し、教員不足や労働環境などに取り組むStudents Changing Education」が合同でブースを出展します。

KNOW NUKES TOKYO

核兵器のない世界を目指して、核兵器禁止条約を推進する。2017年にノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」のパートナー団体として国内外で活動を展開中。その他、平和学習やイベントも行いながら被爆地の外で核兵器や被爆について学び、考えられる機会づくりを行っている。

ユースなんみんプラットフォーム

2020年世界難民の日に発足。「難民」にさまざまな面から関心を持ち、活動する全国各地の学生団体・個人が集うプラットフォーム。難民とともに生きる今と未来を創るため、共鳴・共歩・共創を三指針として、啓発イベントや勉強会・発信等を実施しています。
団体「EmPATHy」を難民の背景を持つ若者と運営。

公益財団法人 動物環境・福祉協会Eva

代表は女優・杉本彩。人と動物がともに幸せに暮らせる社会を目指し、動物愛護・動物福祉の向上に向けた啓発や、適正飼養や日本の動物を取り巻く問題に関する全国各地での講演活動、子供たちへのいのちの教育、動物虐待事件の刑事告発、動物に関する法律・制度に関する国や地方自治体への働きかけなど精力的に活動しています。

キッズコーナー

Chance For All

私たちの団体は、生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもが幸せに生きていける社会の実現を目指し、足立区を中心にこどもたちに居場所を届ける活動を行っています。今回はChance For Allより、こどもたちが自分の意思で通える居場所を提供している「駄菓子屋irodori」、地域の公園を笑顔溢れる空間にするためにあそび場展開を行っている「パークリーダー」、こどもの感情で本を分類し本を通して悩みを解決するきっかけを届ける「感情図書館hidamari」が出店します。

特別協賛

パタゴニア

パタゴニアは1973年にイヴォン・シュイナードが創業した、米国カリフォルニア州ベンチュラに拠点を置くアウトドア・アパレル企業です。「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」をミッションに掲げています。「VOTE OUR PLANET 私たちの地球のために投票しよう。」キャンペーンを継続的に実施し、生活、経済、社会の基盤である地球のために投票することを広く促してきました。