日本でもよく知られているように、北欧の投票率は80%を超え、ジェンダーギャップ指数も上位を占めます。

「民主主義ユースフェスティバル」がモデルにしている「民主主義フェスティバル」や「選挙小屋」も北欧の実践例です。

若者の投票率が高い理由や、若い政治家、女性の政治家が活躍できている理由などについて、各国の取り組み、歴史などを紹介し、日本への示唆を得たいと思います。

今回のセッションでは、スウェーデン大使館のヨハン・フルトクイスト参事官、デンマーク大使館のマヤ ソフィー ブアゴー次席公使参事官、フィンランド大使館のレーッタ・プロンタカネン参事官、ノルウェー大使館のリーネ・アウネ公使参事官、アイスランド大使館のラグナル・ソルバルダルソン参事官に登壇いただきます。

ファシリテーターは、フィンランドをはじめ北欧諸国の政治や社会政策に詳しい東海大学講師の柴山由理子さんです。

英語でのセッションになりますが、通訳も入ります。

スピーカー

ヨハン・フルトクイスト

駐日スウェーデン大使館、政治担当(参事官)

2020年8月より現職。日本への赴任前はインドネシア・ジャカルタのスウェーデン大使館にて副代表を務める。アジア在住期間は通算18年間に及び、日本の民間企業への勤務経験もある。日本語と中国語の会話が可能。

マヤ ソフィー ブアゴー

デンマーク大使館 次席公使参事官

政治学の修士号を取得後、グリーンランド政府でのキャリアを経て、デンマーク外務省勤務、2023年8月から現職。

レーッタ・プロンタカネン

駐日フィンランド大使館 報道文化担当参事官

フィンランド南部のハメーンリンナ生まれ。戦争研究の修士号を取得後、長年、危機管理や平和構築の報道や広報に携わる。2020年10月より現職。

来日前は、ヘルシンキのフィンランド外務省コミュニケーション部にて、西欧とアジア地域を担当。コーヒー、読書、美術館巡り、サイクリングを愛し、サッカーと乗馬は長年の趣味。

リーネ・アウネ

ノルウェー大使館 公使参事官

ノルウェー貿易評議会 ブリュッセル事務所で勤務後、ノルウェー貿易産業省で通商政策と海運政策に携わる。2008年、外務省入省、極地政策を担当した後、一等書記官(在北京大使館)、参事官(在パリ)を務め、経済、気候、エネルギー政策を担当。本省欧州局で北欧協力を担当し、ビジネス関係・民間セクター開発課および海洋・民間セクター開発課の次長を経て、2020年8月より現職。

ラグナル・ソルバルダルソン

駐日アイスランド大使館副代表

2016年アイスランド外交部入省。入省前は貿易・投資促進に携わる。外務省で北極問題や公共外交を担当した他、ニューヨーク国際連合アイスランド政府代表部、パリのユネスコ代表部次席代表を務めた。ロンドン大学SOASで修士号、コペンハーゲン・ビジネススクールで理学士号取得。

柴山 由理子

東海大学文化社会学部北欧学科講師

専門は比較政治学、フィンランドの地域研究。 早稲田大学社会科学研究科博士後期課程を満期退学。 フィンランドのデザイン企業Golla Oyの Vice President of Sales and Marketingを経て、2018年4月より現職。大学では「フィンランド概論」、「北欧の政治と経済」、「北欧の思想とアイデンティティ」等の授業を担当。