欧米の政党の学生部(ユース党)は、党本部とは独立して運営され、党員も1万人以上いることが珍しくないなど、若者の政治参加の中心的役割を担っています。
一方、日本の政党の学生部は、規模も小さく、党本部のお手伝い組織(選挙ボランティアの手伝いや議員を講師にした勉強会など)として、あまり存在感がなかったのが実態です。
そうした中、党本部に対して積極的に政策提言を行う学生部が出てくるなど、近年徐々に変わりつつあります。
そこで、主要政党(※)の学生部で、各党学生部の活動内容、どうしたらもっと存在感を高められるか、若者の政治参加を進めるにあたって必要なことなどについて議論を行います。
ファシリテーターは日本若者協議会の室橋祐貴代表理事が行います。
※議論時間が限られているため、主要7政党に絞って参加の打診をしております。主要政党の基準はNHK日曜討論と同じ基準(「党所属国会議員が5人以上」かつ「得票率2%以上」)を用いています。
※ジェンダーバランス重視のため、女性の登壇もお願いしており、いくつかの政党は複数人が登壇しますが、発言回数・発言時間は基本的に各党同じになります。
スピーカー
大山 倫輝
岡山県出身八王子市在住。21歳大学3年生。居酒屋店員、カフェ店員、りっけんユース代表。
趣味はドライブ、旅行。祖父の代から阪神ファン。好きなバンドはHump Back。特技は斬新なアイデアを出すこと。好きな言葉は「愛」。
Frank Aramoto
2006年12月29日生まれ。日本維新の会学生部 副代表(高校生代表)兼関東学生部 代表。私立武蔵野東小学校・同中学校 卒業。埼玉県内の私立高校に在学。自閉症の弟を持ち、英国を含む6カ国で4年間の海外生活を経験。将来は外務官僚を経て国会議員になること。また障がい者支援企業の創設を目指している。
のーちゃん
日本維新の会 関西学生部代表・全国広報課長代理
大阪府内在住の女子高生。
去年の民主主義ユースフェスティバルの様子をSNSで見て政党学生部の存在を知り、日本維新の会学生部に入った。
関口 悟史
日本共産党 東京都青年・学生オーガナイザー
東京都出身、26歳。
高校3年生のときに日本共産党へ入党。平和や福祉をめぐる党の立場に信頼をよせて決意した。
都内の私立大学に進学し、学費値下げや通学バス増便を求める運動や、学生のなかでの選挙活動にとりくむ。
大学卒業後、日本共産党の青年・学生オーガナイザーに就任。おもに品川区で活動している。
松下 日花里
国民民主党学生部 代表代行・広報局長
昭和音楽大学ピアノ演奏家コース3年に在学中。HIKARIピアノアカデミー主宰。各種国際ピアノコンクール上位入賞多数。関ジャニ♾のTheモーツァルト音楽王決定戦や倉本聰作演出「ノクターン」全国公演など各種TV番組や舞台に出演。国民民主党に入ったきっかけは外国人土地規制法。
鈴木 拓理
国民民主党学生部 代表 兼 関西総支部統括部長
2003年9月4日大阪生まれ大阪そだち。20歳。関西大学政策創造学部在学中。2020年 (旧)国民民主党学生部に所属。2021年 (新)国民民主党学生部を立ち上げ、初代代表に就任。2022年 18歳で国民民主党公認参議院大阪選挙区候補の後援会会長に就任。2023年 国民民主党学生部部員数が220名を超える。 2024年3月 学生部代表を5期・3年間つとめる。
坂下 大地
コロナ禍をきっかけに政治に興味を持ち、都知事選挙での山本太郎の街宣を見て、『山本太郎と一緒に世の中を変えたい』と思いボランティアに参加。
ポスター活動やチラシ配りまた、最近SNSで話題の「増税♡ダメ!絶対デモ」を通してれいわ新選組の政策を訴えています
仲間と共に活動し、人間的にも成長中!現在ボランティア本部では仲間を募集しています!
室橋 祐貴
日本若者協議会代表理事
慶應義塾大学経済学部卒、同大政策・メディア研究科中退。大学在学中からITスタートアップ立ち上げ、BUSINESS INSIDERJAPANで記者、大学院で研究等に従事。専門・関心領域は政策決定過程、民主主義、デジタルガバメント、社会保障、若者の政治参画など。文部科学省「高等教育の修学支援新制度在り方検討会議」委員。著書に『子ども若者抑圧社会・日本 社会を変える民主主義とは何か』(光文社新書)など。