「民主主義ユースフェスティバル2025」では、サブテーマとして「政治のタブー視の払拭」(政治の話、いつまでタブー視するの?)を掲げています。

若者の投票率の低さなど、若者への啓発の必要性がよく語れますが、実際は若者が学校の中で政治を取り上げようとしたら教員に止められ、少しでも「政治」が絡むと、行政や日本企業からの協力を得にくいのが現状です。

そうした現状を共有し、どうしたらタブーを払拭できるのか議論したいと思います。

スピーカー

保坂 展人

世田谷区長

宮城県仙台市生まれ。教育問題などを中心にジャーナリストとして活躍し、1996年から2009年まで衆議院議員を3期11年務める。2011年4月より世田谷区長(現在4期目)。「参加と協働」を合言葉に住民参加のまちづくりを進め、子ども政策や若者支援に精力的に取り組む。著書「国より先にやりました」(東京新聞)、「NO!で政治は変えられない-せたがやYES!で区政を変えた8年の軌跡―」(ロッキング・オン)、「こんな政権なら乗れる」(共著 朝日新書)など、著書多数。

白坂 リサ

慶應義塾大学総合政策学部在学中

20歳。慶應義塾大学総合政策学部在学中。高校在学時から、教育現場における政治的中立性について考え、TVや新聞、Abema prime 等で発言。共著に『私たちの世界を変える方法 アクティビズム入門』(河出書房新社)。おもな発信媒体はTwitter(@organ3174)、YouTube(@白坂リサ)

上田 咲希乃

筑波大学社会学類3年

2003年、石川県出身。筑波大学社会学類3年。民主主義ユースフェスティバル実行委員、日本若者協議会所属。2024年、「ちかん、盗撮、誰のせい?」プロジェクトを開始。"スカートをはいていたから"など被害者に責任や自衛を追求していた対策ポスターへの違和感から、新たに作り直した。好きな歌手は中森明菜。

中西 悦子

パタゴニア日本支社 環境社会部 気候イニシアティブ アクティビズム・コーディネーター

2002年パタゴニア日本支社・渋谷ストア入社。 2007年より環境部門で環境助成金、非資金的な環境NPONGOの支援、環境キャンペーン、 イニシアティブを担当。アクティビズムの責任者として、気候危機をはじめとする環境・社会問題の解決にむけ社内外の様々なステークホル ダーと協働、共創し、現在、気候イニシアティブチームで多様なコミュニティとともに新たな地域社会のあり方、課題を解決できる社会をつくること、システムチェンジに取り組む。助成先を対象とした宿泊型ワークショップ「草の根活動家のためのツ ール会議」や若者世代対象の「ユース・アクティビズム・スクール」を企画運営。パタゴニア製品との出会いのきっかけでもあるスキーを楽しむ。

室橋 祐貴

日本若者協議会代表理事

慶應義塾大学経済学部卒、同大政策・メディア研究科中退。大学在学中からITスタートアップ立ち上げ、BUSINESS INSIDERJAPANで記者、大学院で研究等に従事。専門・関心領域は政策決定過程、民主主義、デジタルガバメント、社会保障、若者の政治参画など。文部科学省「高等教育の修学支援新制度在り方検討会議」委員。著書に『子ども若者抑圧社会・日本 社会を変える民主主義とは何か』(光文社新書)など。